シモフリトゲエダシャクとウスシモフリトゲエダシャク
(Phigalia sinuosaria & Phigalia djakonovi)

シモフリトゲエダシャク(写真左)(cat.2826) 07.1.19 静岡県伊豆市 開張43mm
全国的に普通種。平地にも山地にも多産する早冬から早春の蛾。幼虫は多食性でヤナギ、ブナ、バラ、マメ科などにつく。フユシャクガの仲間で♀は無翅。翅の変異は幅があり、大きさも山地産のもののほうが、平地産のものより大きい傾向にある。配偶行動は日没後かなり時間が経ってから行われるよう。
ウスシモフリトゲエダシャク(写真右)(cat.2827) 07.4.7 山梨県甲州市 開張43mm
シモフリトゲエダシャクと非常によく似ているが、それよりも白っぽい。北海道から中部地方の山地に産する寒冷地性の蛾。北海道では比較的標高の低い地域でも発生するが、本州では山地にのみ産する。4月から5月に出現する。
比較ポイント

左:シモフリトゲエダシャク 右:ウスシモフリトゲエダシャク
[色彩・外横線・採取地]
- 色調はウスシモフリのほうが一様に白く、紫矢印で示した亜外縁線より外側や、後翅などが特に白い。
- 赤線で示した内横線が、シモフリでは真ん中で強く曲がり「3」の字になるが、ウスシモフリではあまり曲がらない。
- 青線で示した、後翅外横線と黒点はシモフリではくっつくか、かなり近づくが、ウスシモフリではやや離れる。
- 外横線と中横線の走り方も違うが、シモフリトゲエダシャクの翅に変異幅があるため、あえてポイントには加えてません。^^;
参考

ウスシモフリトゲエダシャク 07.4.7 山梨県甲州市

シモフリトゲエダシャク 07.1.19 静岡県伊豆市
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