チャマダラキリガとクロチャマダラキリガ
(Rhynchaglaea scitula & Rhynchaglaea fuscipennis)

チャマダラキリガ(写真左)(cat.3696) 67.3.17 神奈川県丹沢 開張--mm 標本提供:がいすと氏
10月〜11月に羽化し、成虫で越冬した後に早春活動する越冬キリガの仲間。主にカシのある雑木林で11月〜2月頃の糖蜜採集で得る事ができるが、クロチャマダラ同様に関東以西では少なく、北海道には産しない。もちろん灯火にも飛来する。変異幅が広く、ここに図示した標本は1つの例にすぎない。変異については個体変異図鑑を参照してもらいたい。
クロチャマダラキリガ(写真右)(cat.3697) 06.2.25 神奈川県津久井_城山 開張36mm
10月〜11月に羽化し、成虫で越冬した後に早春活動する越冬キリガの仲間。ナワキリガ同様、常緑カシ林に固有の蛾で関東以西では普通で、それより北に行くほど少ない。変異幅は広く同族のチャマダラキリガとの誤同定に注意を要する。変異については個体変異図鑑を参照してもらいたい。この属は別属のヤクシマキリガとも似るので注意が必要である。
チャマダラキリガの個体変異図鑑
クロチャマダラキリガの個体変異図鑑
比較ポイント

左:チャマダラキリガ 右:クロチャマダラキリガ
[前翅]
- 赤線で示した、外縁の縁毛がチャマダラではギザギザだが、クロチャマダラではそのようになることはない。
- 青矢印で示した外横線の前縁付近で、チャマダラでは台形の黒班を成す事が多く、クロチャマダラでは表れない事が多い。
- 黄矢印で示した前翅底部中央付近で、チャマダラでは三角形の黒班を成す。
[開張]
チャマダラキリガ:開張35mm〜38mm クロチャマダラキリガ:開張30mm〜37mmで、クロチャマダラのほうが若干小さい事が多い。
参考

クロチャマダラキリガ 06.2.22 神奈川県相模原市大沼 開張34mm
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