2008年6月28日(みくに会)の記録


蛾類学会の毎年恒例の採集例会「みくに会」に行ってきました。新潟県は中魚沼郡津南町秋山郷結東まで片道6時間の大移動です。





現地は涼しく、小雨が時折混じる曇りで、蛾の採集にはもってこいな天気でしょうか。自然度の濃い美しい場所です。



荷物を部屋に置くと、がいすとさんと周辺を散策しました。



クロルリトゲハムシ。ホストであるススキに止まってました。このグループ、以前は「○○トゲトゲ」という和名でしたが、 トゲトゲではどんな虫の仲間か分からないということで○○トゲハムシと改称されたようです。クロルリトゲトゲのほうがイイよなあ。
がいすとさんはちょこちょこミクロを採集してます。周囲をひらひらと飛んでる蛾はほとんどがキンモンガ。 中にはダイミョウセセリもチラホラ。各所でみなさんが屋台を作ってます。私はみなさんの屋台に寄生して横取りする予定であります。^^;




コチラはシロモンクロエダシャク。個体変異の強い蛾です。比較的普通種ですね。


ぼちぼち暗くなってきて食堂で食事をすまし、本日のメインである夜間採集へ。。。。



綺麗なアケビコノハやら多数の蛾が飛来。前半はクワガタ採りに夢中で、中盤は蛾を必至に採集。終盤は恒例「ウヌマヤ」にて今年も 「ムカデ酒」をご馳走になり、生きたヘビトンボも食わされるといった楽しい時間があっという間にすぎてゆきます。 外は小雨から大降りに。時間は朝2時を回った所でほとんどの人がご就寝のよう。
オレクギリンガも採集できて大満足で部屋に戻ったら。。。。。。。アレ。。。。






寝場所がナイ。。。。。???





仕方なく別の部屋にそっと潜って寝ました (´・ω・`)




70mmのミヤマは本日一番の大物。。。




翌日は朝食後、一人一話などで近況報告があり、記念撮影をして大盛況のうちにお開きとなりました。







採集地

新潟県中魚沼郡津南町秋山郷結東

採集・確認個体[蛾]

・Abraxas sp.
・Oruza sp.
・アオケンモン
・アオナミシャク
・アケビコノハ
・エゾシモフリスズメ
・オオボクトウ
・オレクギリンガ
・キアシドクガ
・キグチヨトウ
・キンモンガ
・クビワシャチホコ
・コウスイロヨトウ
・コヒサゴキンウワバ
・サッポロヒメハマキ
・シラオビキリガ
・シラホシヨトウ
・シロオビマルバナミシャク
・シロモンクロエダシャク
・スギタニゴマケンモン
・スジモンヒトリ
・ソトキイロアツバ
・ツマトビシロエダシャク
・ナカムラサキフトメイガ
・ニッコウアオケンモン
・ハガタエグリシャチホコ
・ホソトガリバ
・フキトリバ
・ホソオビヒゲナガ
・マダラキヨトウ
・マダラツマキリヨトウ
・ムラサキツマキリヨトウ
・もっといっぱいいました。展翅したらまた追加します。


採集・確認個体[蝶]

ダイミョウセセリ

その他・昆虫

アオジョウカイ
ジョウカイボン
オバボタル
クロルリトゲハムシ
コブヤハズカミキリ
キタアオオサムシ
マメコガネ
ミヤマクワガタ
ヒメオオクワガタ
ヘビトンボ
ヒゲナガカワトビケラ
などなど

写真


アオナミシャク  :関東では山地性だが、それより北は平地でも山地でも普通。


キグチヨトウ  :色は個体差があり、時々このような淡いピンクと緑を帯びる。


オオボクトウ  :幼虫は草本や樹木にトンネルを掘って生活する。幼虫は肉食。


ハガタエグリシャチホコ  :普通種だが、私は初めての出会い。


スギタニゴマケンモン  :美しい斑紋を持つケンモンヤガ亜科の蛾


ニッコウアオケンモン  :美しい緑色も標本にするとやがて褪色し、黄色になる。


キタアオオサムシ  :本州の関東北部から東北地方に分布するアオオサムシの亜種。新潟西部にはシナノアオオサムシがいる。







戻る