2008年4月26日の記録


朝早くに出発するのは蝶を観察するため。。。朝は春型のシルビアシジミを探しに山梨某河川敷へ。。シルビアシジミは関東以西に分布するが生息地は少なく、すでに絶滅した産地や県も多いそうで。どこにでもいるヤマトシジミに似ているが裏面の斑紋が異なります。。食草のミヤコグサが生えるような芝のような丈の低い草地が生息地となるため、定期的に手入れされるような人為的な河川敷や公園、空港などの場所での発生が多いよう。なんやら難しい蝶ですね。





昨年同地で採集したシルビア。かなり小型の蝶です



天気は曇りでしたが途中雨が降り出し、蝶も飛ばなくなってしまいました。



雨の中シルビア発見!。。。と思いきや、ルリシジミ。。。(´Д`;)だんだん雨も強くなってきたので残念ですが引き上げる事に。一筋縄ではいかんなあ。





雨の中車に戻る途中にアメリカシロヒトリ発見。しかも交尾中ー^^一時はサクラに大発生した有名な大害虫ですが駆除の力は強し。。。?近年は減っている蛾です。
基本的に蛾の交尾は♀が上になり主導権を握るパターンが多いのですが、コイツの場合♂が上になることが多いようです。この写真も上が♂。




一行は例年訪れているクロツバメシジミのポイントへ移動。しかし雨は降ったり止んだりの状況が続いていて、大雨が降ると即避難せざるをえない状況です。



マツノキハバチの幼虫が集団でマツを食ってました。(゚Д゚)ウマー


雨も強くなってきました。今日の本番は夜のタケウチエダシャク狙い。まだ時間もあるので一行は時間をつぶせる場所を探しました。某所で小雨の中の探索。ガマの生える小さな池でゲンゴロウに会いました。



かつては一部の地方では食用にされるほど多産したこのゲンゴロウも今や準絶滅危惧種(NT)。どんな図鑑にも載っているような種が、自然下ではなかなか見られない珍種になってしまいました。

一行は蛾のポイントへ移動。標高も高い場所で霧が視界を遮ります。蛾も薄い。そんな中ちゃんと飛んできてくれたタケウチエダシャク。


タケウチエダシャクは春に出現するBiston属の中でも珍品で、分布は局所的。本日飛来したのは4♂。場所が場所ならこうして複数出会える蛾なのでしょうが、分布はけっこう局所的のようです。


目的は達成。しかしナマリキリガには今年も会えず。。。。また来年チャレンジです^^;

採集地

山梨県韮崎市
山梨県北アルプス市
山梨県北杜市

採集・確認個体[蛾]

・タケウチエダシャク 4♂
・アカバキリガ
・カブラヤガ
・エグリヅマエダシャク
・アメリカシロヒトリ
・ミヤマオビキリガ
・キンイロキリガ

採集・確認個体[蝶]

ベニシジミ
ヒメウラナミジャノメ
ルリシジミ
ヤマトシジミ
ツバメシジミ

その他・昆虫

ヤツボシツツハムシ
マツノキハバチ幼虫
メスアカケバエ
ナナホシテントウ
ゲンゴロウ
センブリ
タニシ
カワニナ


写真


タケウチエダシャク♂  :東京都井の頭公園でも記録のある蛾。1930年代当時は♀は未発見だった。


ヤツボシツツハムシ  :綺麗な黄色のハムシ。普通種ですが見たのは初めて。


ツバメシジミ  :雨で休んでいた所を激写。「ツバメ」は主に鱗翅では尾状突起を表す。







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