2008年3月1日の記録


今回はチーム神奈川が本州で会える最後の32種目(カバシタムクゲ除く)チャオビフユエダシャクを求めて岐阜は金華山に遠征です。我々は暫定を除いて2シーズンで全36種のフユシャクのうち、どどどどどどどどどっどどどど珍品カバシタムクゲエダシャクと地域固有種サクフウフユシャク・クジュウフユシャク・アカウスバフユシャク以外の雄成虫を撮影採集することに成功いたしました。パチパチパチ。結果から言って今回の岐阜遠征では目的のチャオビは得られなかったワケなのですが、この一週間後に中島先生のご教示のもと山梨産のチャオビを発見することに成功するのでありました。山梨での採集記は真神ゆさんのブログ。。。チャオビフユエダシャク捜索隊(その2)を見てください。


そもそもこの蛾を求めてなぜに岐阜まで遠征したかと申しあげますと、簡単なことです。関東にはいないという事です。フォッサマグナ以西に分布する蛾で、同じような分布をする蛾は他にオオシモフリスズメなどがいます。

フォッサマグナとは。。。。日本の主要な地溝帯の一つで、地質学においては東北日本と西南日本の境目とされる地帯。 西端は糸魚川静岡構造線(糸静線)、東端は新発田小出構造線及び柏崎千葉構造線とされる、広い範囲にわたる地帯。中央地溝帯とも呼ばれる。語源はラテン語の“Fossa Magna”で、「大きな窪み」を意味する。(Wikipedia引用)

まずは岐阜と言えばギフチョウ。ギフチョウの発見者である名和靖氏によって設立された名和昆虫博物館によりました。現存する日本最古の昆虫専門博物館であります。各国の様々な昆虫が展示してあります。HPもリンクさせていただきました。

教えていただいたポイントを日のあるうちにチェックしに金華山へ。この日は風が強く、蛾の採集にはあまり適しているとはいえないですね。前日から止まってたのかハイイロフユハマキが風に吹かれながら止まってました。昔はフユシャクモドキと言われていた蛾で、海外にはフユシャクのように翅の翅が退化した種もいるそうです。









事前にしっかりチェック!で得られたのはヒロバフユエダシャク・シロフフユエダシャク・ホソウスバフユシャクといった面々。




日が落ちる前に昼飯ですが、ココまできてやっぱりバーミヤン。。。。食に興味のない連中の集まりですね。。。いやいや。飯より虫優先なだけです。バーミヤンはどこへ行ってもある、皆が安心して入れるレストランです。^^:

日が暮れてポイントの散策へ戻ります。が、風はさらに強くチャオビの気配もありません。しかし夕方姿を現し始めたフユシャク♀たちが多数みられました。



シロトゲエダシャク♀。この日♂は未見。


最後までチャオビは見れず残念!チーム神奈川の遠征としては過去最高の移動距離です。





採集地

岐阜県岐阜市大宮町(金華山)

採集・確認個体[蛾]

・ホソウスバフユシャク♂♀
・ヒロバフユエダシャク♂♀
・シロフフユエダシャク♂♀
・シロテンエダシャク
・クロテンフユシャク♂
・シロトゲエダシャク♀
・ホソバトガリエダシャク
・ギフウスキナミシャク
・ハイイロフユハマキ
・ホソバトガリエダシャク
採集・確認個体[蝶]

なし

その他・昆虫

なし

写真


ホソウスバフユシャク交尾  :この日は最盛期。多数の個体が確認できました。


ヒロバフユエダシャク♀  :「ヒロバ」の名も雌では意味を成しませんね。。。


シロフフユエダシャク♀  :この黒さが特徴。白っぽい♀もいて混乱することがあります。







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