2007年9月15日の記録


だんだん過ごしやすい気候になってきました。といってもまだ流石に暑いです。午前6時に出発し、最初はチョウ狙いで山梨へ直行です^^まずは自動販売機のポイントで前日の残り蛾を散策します。前日は雨だったせいか生き物も少なめ。。。
葉の裏にヤママユくんがいました。
他にはミヤマツバメエダシャクやリンゴカレハなどチラホラです。



他にはツノアオカメムシがニャンニャンしてましたがそっとしておくことにしました。

途中寄ったコンビニ裏の雑木林ではゴイシジミを見かけるも逃げられる。。。。オオチャバネセセリをここで採集。


さていつものクロツバメシジミのポイントにつきました。ここは我々チーム神奈川が昨年から定期的にクロツの発生を観察、見守っているポイントであります。ツメレンゲを代表とするベンケイソウ科の多肉植物を食草とするクロツバメシジミにとっては減少しつつある食草がわずかですが群生するポイントで、ここのツメレンゲが無くなってしまってはこの場所で生活するクロツは生き残れないでしょう。この多肉植物は葉の中に水分を蓄える事が出来るので乾燥には強いのですが、多湿な日本では自生できる環境が少ないのです。そのためクロツバメシジミはどこでも見られる蝶ではありません。度重なる調査で毎回0〜1頭はこのポイントで確認してきました。わずかながらも生き延びているようで、今後ともこの環境が破壊されないことを 祈るばかりです。

大量のセセリ蝶にまぎれアサマイチモンジが飛び交います。ここではミスジチョウは一頭も見かけません。そうこうしてるウチに。。。

いました。クロツバメシジミです。今回も新鮮な個体が確認できてホッと一安心^^

しかし、散策を続けると…


あれ…     
けっこう    
いますね。。。 

定期的な観察を続けてからこの日は5〜6頭と、一番多くの個体を確認する事ができました。改めて一安心です。



一行はシルビアシジミのポイントへ移動。ここでは前回、私以外のメンバーがシルビアシジミを発見し撮影しており、私も一度この目で見てみたかったので期待していた。さらにキハダカノコもいたとの事で、ワクワクしながら現地に降り立った。このシルビアシジミも最近減少しつつある種で、慣れないとヤマトシジミと見分けがつきにくい。シルビアシジミは芝草原に生えるミヤコグサなどを食草にしている。このミヤコグサは人間によって定期的に刈り取られる草地が格好の生息地になっているのだが、最近は草地が減ってきており、開発や、農薬散布などによって減少してきている。西南諸島のシルビアシジミが最近ヒメシルビアシジミに種分けされてしまったため、本土亜種のものは生息地が限られてきた。

残念な事に芝刈りが入ったばかりだったためか、シルビアシジミは1頭も見つけることが出来なかった。…というか、私はキハダカノコの散策に専念してたのでちゃんと探せばいたのかも。。。。^^;


無事にキハダカノコは発見することが出来ました。この蛾も草原性の蛾で、どこでも見られる蛾ではありません。ドロバチに擬態していると言われてます。


お腹も空いたので信州の手打ち蕎麦を食べて、ジャコウアゲハの幼虫だらけのポイントへ移動。

  
まだ、食草であるウマノスズクサをバクバク食べているものもいれば既に蛹のものまでいました。

夜の蛾散策まで時間のある一行は八ヶ岳方面へ向かいました。

ここは若干標高があるのにもかかわらず、平地の生き物しか出会えません。。。DX-9さんがクジャクチョウを見かけたくらいでしょうか。別荘地に着いても虫は少なく、天気も悪くなってきました。一行はSativusさんに教えて頂いた蛾のポイントへ向かうことにしました。


途中寄ったコンビニではカマキリモドキの仲間がマエアカスカシノメイガを食べてました。

清里~野辺山間にある標高1375mの「JR鉄道最高地点」の近くで晩飯をいただき、ポイントに到着したのは日が落ちてからでした。現地ではもう多数の蛾が飛び交っており、あわてて網を準備しました。

ここでは多数の蛾を確認でき、しかも珍品もなかなか採れている場所のようで、また行ってみたい場所だ。Sativusさんには感謝しております。ありがとうございます^^

採集地

山梨県南アルプス市
山梨県北杜市
山梨県甲州市

採集・確認個体[蛾]

・ヤママユ
・クスサン
・ムクゲコノハ
・リンゴカレハ
・シロシタバ
・オオシロシタバ
・マメキシタバ
・ベニシタバ
・キシタバ
・オニベニシタバ
・コスズメ
・ナカグロクチバ
・オスグロトモエ
・シャチホコガ
・オオウスヅマカラスヨトウ
・ナンカイカラスヨトウ
・イラクサマダラウワバ
・ナシケンモン
・オオホソアオバヤガ
・モモイロフサクビヨトウ
・ムラサキツマキリヨトウ
・マルモンシロガ
・シロモンヤガ
・オオアオバヤガ
・フタオビキヨトウ
・タバコガ
・ツメクサガ
・ミヤマツバメエダシャク
・クロホシフタオ
・ギンツバメ
・シロヒトリ
・スジモンヒトリ
・アミメリンガ
・フチグロノメイガ
・マエアカスカシノメイガ
・キハダカノコ
・ヨモギネムシガ

採集・確認個体[蝶]

・ミドリヒョウモン
・メスグロヒョウモン
・アサマイチモンジ
・コミスジ
・キタテハ
・クジャクチョウ
・モンシロチョウ
・モンキチョウ
・キチョウ
・モンシロチョウ
・スジグロシロチョウ
・ジャノメチョウ
・ヒメジャノメ
・ヒメウラナミジャノメ
・ジャコウアゲハ
・オナガアゲハ
・キマダラセセリ
・チャバネセセリ
・オオチャバネセセリ
・ミヤマチャバネセセリ
・イチモンジセセリ
・ゴイシジミ
・ヤマトシジミ
・ツバメシジミ
・クロツバメシジミ

その他・昆虫

カタシロゴマフカミキリ
カマキリモドキ
ヒメカメノコテントウ

スカシヒロバカゲロウ
トゲアリ
ツノアオカメムシ
ナナフシモドキ

ノシメトンボ
アキアカネ
ナツアカネ
などなど

写真


ムラサキツマキリヨトウ  :シダ類を主な食草とするツマキリヨトウ類の仲間。触角がフニャッとなっているのも特徴。


トゲアリ  :胸部と腹部の間にある腹柄(ふくへい)に1対の鍵状のトゲがある、特徴的なアリ。


アサマイチモンジ  :今回は綺麗に写真を撮らせてくれた。








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