ホソバトガリエダシャクとヒロバトガリエダシャク
(Planociampa modesta & Planociampa antipala)

ホソバトガリエダシャク(写真左)オス(cat.2853) 06.3.21 埼玉県秩父市吉田 開張42mm
平地や低山地に春に出現するヤガのような止まり方をするエダシャク。東北以南に分布し、アカシデ、コナラ、クヌギ、クリ、リンゴ、ヤマツツジなどの食草がある。オスの触角は髭が長くメスは糸状になり、メスはオスよりも翅が細い。個体変異が強い種で、内横線の内側や外横線の外側が赤みがかる個体もいる。
ヒロバトガリエダシャク(写真右)オス(cat.2854) 06.3.21 埼玉県秩父市吉田 開張43mm
ホソバトガリエダシャク同様、東北以南の平地や低山地に3月〜4月に出現する。オスの触角は髭が長くメスは糸状。個体変異はあまり無く、安定しており、クヌギ、ケヤキ、コウゾ、サクラ、レンゲツツジなどの食草が知られる。
比較ポイント

左:ホソバトガリエダシャク 右:ヒロバトガリエダシャク
[前翅]
- 赤線で示した外横線はホソバでは中央付近で強く内側に張り出す傾向が強く、ヒロバではホソバほど曲がらない。また、ヒロバはホソバほど外横線があまりハッキリ出ず、翅脈上で濃くなる。
- 青矢印で示したように、その名の通り翅幅がヒロバのほうがホソバよりも広い。
- 地色がヒロバはホソバに比べ全体的に白く、後翅はほぼ純白になり、ホソバは全体的にヒロバより暗色がかり、後翅も白色にならない。緑矢印で示した縁毛もヒロバでは純白になる。
- 黄矢印で示した翅頂がヒロバのほうが尖る傾向にある。
- 黒矢印で示した、オスの触角がヒロバのほうが黄色っぽい印象。
[開張]
ホソバトガリエダシャク:開張31mm〜42mm ヒロバトガリエダシャク:開張32mm〜44mm
参考

ホソバトガリエダシャク 06.3.21 埼玉県小鹿野町 開張39mm

ヒロバトガリエダシャク 06.3.21 埼玉県秩父市吉田 開張43mm

ヒロバトガリエダシャク 06.4.23 山形県山形市上宝沢 写真提供:μ.com氏
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