ホシオビキリガ(ゴマダラ型)とゴマダラキリガ
(Conistra albipuncta & Conistra castaneofasciata)

ホシオビキリガ(写真左)(cat.3708) 06.2.22 神奈川県相模原市大沼 開張38mm
10月〜11月に羽化し、成虫で越冬した後に早春活動する越冬キリガの仲間。平地にも山地にも産し、1月〜3月に雑木林での糖蜜採集で大量に得られる。個体変異が激しく、白点型・黒点型・ゴマダラ型があり、近似種に白点を成すものは本種しかおらず、同定は容易だが黒点型は他種と混同されやすく、注意が必要である。ゴマダラ型ではゴマダラキリガと似る。食草はサクラなどが知られる。
ホシオビキリガの個体変異
ゴマダラキリガ(写真右)(cat.3710 ) 07.3.10 神奈川県相模原市城山町 開張34mm
10月〜11月に羽化し、成虫で越冬した後に早春活動する越冬キリガの仲間。北海道から九州まで本土域の広葉樹林に産する。関東だと平地には産せず低山~山地で採集される。食草はクヌギやヤナギなどの広葉樹が知られている。ホシオビキリガに比べると数は少なく、関東では近年記録が少ない。
比較ポイント

左:ホシオビキリガ 右:ゴマダラキリガ
[前翅]
- 緑矢印で示したようにゴマダラキリガでは眼状紋内に黒点を有する。
- 黄色線で囲った腎状紋内の黒点が、ホシオビでは丸いが、ゴマダラではハート型になる傾向にある。
- 翅型はゴマダラはやや幅広く丸っこいが、ホシオビはよりシャープな印象。
- 斑紋はよく似ており、変異も多いため比較は困難。
[色]
ゴマダラキリガのほうが発色が強く橙黄色で、ホシオビでは褐色・黄褐色となる。
[開張]
ホシオビキリガ:開張40mm前後 ゴマダラキリガ:35mm前後で、ゴマダラキリガのほうが一回り小さい事が多い。
参考

ゴマダラキリガ 07.1.19 静岡県伊豆市
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