オオチャバネフユエダシャク
Erannis gigantea





北海道、本州、四国に分布する蛾で、マツ科に依存しカラマツ、コメツガ、モミ、アカトドマツ、オオシラビソから記録がある。関東では山地性で10月下旬から11月中旬まで見られる。
はじめ1943年にErannis jacobsoni Djakonovとして扱われ、1955年に独立種としてErannis giganteaとされたが、大図鑑(1982)ではErannis defoliariaの亜種として扱われた。
雄に外横線を消失するタイプは現れない事、交尾器の差異、食性の相違から2010年にErannis defoliariaとは独立したErannis giganteaとされた。
またErannis jacobsoniとは多くの類似点があり、最近縁種もしくは同種の可能性も指摘されている。中島(2010)
チャバネフユエダシャク同様に雄前翅の変異が多く、暗色タイプも存在する。この暗色タイプが圧倒的に多い地域も存在し、火山灰地との関連もあると予想されている。
前種とは外横線の違いにより区別できる。




標本写真


暗色タイプ



生態写真


2006年11月18日山梨県甲州市塩山(暗色タイプ)


2007年11月17日長野県北佐久群軽井沢
画像提供:一寸野虫さん


2007年11月13日長野県北佐久群軽井沢