スジモンヒトリとキバネモンヒトリ
(Spilarctia seriatopunctata seriatopunctata & Spilarctia lutea japonica)



Spilarctia属は日本では7種。





スジモンヒトリ(cat.3309)(2-026-9〜12)

クワ、ケヤキ、サクラなどをホストとする、本属で最も普通種と言ってよいほど、各地で普通に産する。年2化で、4月〜6月と7月〜9月に出現(春型と夏型)し、夏型はやや小さい。前翅は細長く、基部では黒条線が出るが、変異がある。♂では前翅の黄色み、後翅の赤みが強い。地理的な変異があり、北海道産は色が淡く、九州南部・屋久島・対馬のものは赤みが強い。伊豆諸島産はSpilarctia seriatopunctata suzukii、沖縄島産はSpilarctia seriatopunctata azumai、奄美大島産はSpilarctia seriatopunctata nudaと別亜種が存在する。なお、西表島産は現状沖縄亜種に含まれる。♂の触角は櫛歯状で♀は糸状。




キバネモンヒトリ(cat.3308)(2-026-24〜26)

年1化で6月中旬〜8月の比較的標高の高い場所で採集される。前種よりも翅は細長くなく、黄色みが強い。後翅もあまり赤くならず、前翅基部の黒条は孤立点となる。前種に比べやや小型。国内でのホストは確認されていない。旧名モンクロアサギヒトリ。




特徴と比較ポイント


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参考


スジモンヒトリ 07.6.16 山梨県甲州市




キバネモンヒトリ 11.06.25 長野県北安曇野郡




キバネモンヒトリ 11.06.25 長野県北安曇野郡