クロキシタアツバとタイワンキシタアツバとソトムラサキアツバ
(Hypena amica & Hypena trigonalis & Hypena ella)






クロキシタアツバ(cat.4453)(2-037-20,21)

ヤガ科アツバ亜科に属する。本土域に分布する普通種で、5月〜10月頃に出現する。ヤブマオ、カラムシなどイラクサ科を食す。次種と混生し、同定には注意が必要。前翅中央に明瞭な三角形を表さないことで近似種と比較できる。タイワンキシタアツバとは♂交尾器に差異が無く、幼虫の飼育によって別種とされるか同一種の可能性も残される。沖縄では採れていない。







タイワンキシタアツバ(cat.4454)(2-037-22,23)

食草はクロキシタアツバと同じくイラクサ科の植物を好み、発生期もほぼ同じである。前翅中央に明瞭な三角形を表す事で同定は容易だが、前翅だけはソトムラサキアツバに酷似する。伊豆諸島南部産は後翅が暗化する傾向がある。







ソトムラサキアツバ(cat.4455)(2-037-24,25)

暖地性の蛾で、本州、伊豆諸島、四国、九州に産する。前2種より少ない。前翅の斑紋はタイワンキシタアツバに酷似するが本種の後翅は真っ黒。前翅では外横線の内側に褐色条が出るのが特徴。日本固有種。




特徴と比較ポイント


ポインタで画像に触れて下さい。 [翅]



参考


クロキシタアツバ 09.06.20 長野県飯田市


クロキシタアツバ 05.08.08 神奈川県相模原市


タイワンキシタアツバ 11.06.04 神奈川県愛甲郡愛川町


タイワンキシタアツバ 09.07.25 東京都青梅市



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