カシワオビキリガとミヤマオビキリガとテンスジキリガ
(Conistra ardescens & Conistra grisescens & Conistra fletcheri)



Conistra属は日本に6種でいずれも10月から11月頃羽化し、成虫で越冬。翌春に活動する。灯火にも来るが糖蜜採集が効果的である。






カシワオビキリガ(cat.3705)(2-092-19,20)

およそ関東地方を北限とする、本州、四国、九州、対馬に分布。全体に赤みがかっており、翅は短くて幅広い。♂の触角は毛束状、♀は糸状。眼状紋が円形なことが多い。早春の糖蜜採集で多数得られるが、糖蜜が導入される以前は珍品だった。腎状紋下部に黒斑をなす。交尾行動は筆者は3月頃に確認している。亜外縁線部及び腎状紋が淡色になる個体も出現する。








ミヤマオビキリガ(cat.3706)(2-092-21,22)

北海道、本州、佐渡、四国、九州に分布。前種同様♂の触角は毛束状、♀は糸状。カシワオビキリガより赤みは少なく、暗褐色である。腎状紋下部に黒斑をなす。亜外縁線部及び腎状紋が淡色になる個体も出現する。翅幅はやや広く外縁で丸みを帯びる。関東地方では主に平地の雑木林で多産する。








テンスジキリガ(cat.3707)(2-092-23,24,25)

北海道、本州、佐渡、四国、九州に分布。前種・前々種同様♂の触角は毛束状、♀は糸状。前翅は前2種に比べ幅は狭く、色彩は赤褐色から黄褐色まで変異がある。腎状紋下部に黒斑が出る事はほとんど無い。亜外縁線部及び腎状紋が淡色になる個体も出現する。関東地方では主に山地で得られる。




特徴と比較ポイント


ポインタで画像に触れて下さい。





参考


カシワオビキリガ 11.03.05 埼玉県狭山市




カシワオビキリガ 11.03.13 神奈川県相模原市南区




カシワオビキリガ 10.03.15 神奈川県相模原市南区




カシワオビキリガ 11.03.13 埼玉県狭山市




カシワオビキリガ 10.12.04 埼玉県狭山市







ミヤマオビキリガ 11.03.05 埼玉県狭山市




ミヤマオビキリガ 11.11.26 山梨県南都留郡富士河口湖町







テンスジキリガ 06.11.18 山梨県甲州市




テンスジキリガ 10.04.03 山梨県甲州市




テンスジキリガ 11.10.15 埼玉県小鹿野町




テンスジキリガ 11.10.15 埼玉県小鹿野町



図鑑トップへ戻る