学名/和名
(MJ No.)
Naryciodes posticalis Matsumura, 1931 ヒロズイラガ, Cat.1392
標本画像
生態画像
同定

触角♂は微毛状, ♀は糸状, 下唇鬚はキバ状. 翅は一般のイラガと異なり細長い. 前翅は9本の脈が, 後翅は6本の脈がすべて中室から出る. 前翅は紫褐色, 翅底部の後角近くに大きな淡黄色紋がある.本種はヒロズコガ科の新属新種として記載され, ヒロズコクガと名付けられたものだが, 筆者はイラガの一種とした.

分布 本州, 九州に分布し, 6-8月に出現する.
発生期
食樹・幼生期 幼虫もこの科の特徴を示し, 卵形で腹脚を欠く. カエデ類, クマシデ, サワシバなどの葉を食べる.
幼虫画像