Geographical range |
Taiwan, Philippines, India, Moruccus, Bismark Is., New Guinea, Australia,
Japan (Ishigaki Is, Iriomote Is)
我が国では, 八重山諸島 (石垣島, 西表島) と尖閣諸島 (魚釣島) に分布し, 春から夏にかけて普通である. 国外では台湾, フィリピン, インド, モルッカ, ビスマルク, ニューギニア, オーストラリアなど分布は極めて広い. |
Identification |
開張18-20mm. 胸背, 前翅は緑色に輝いた条紋をもつ大型美麗種. ♂♀の図示個体およびPlate 239:3,4の図に見られるように, ♂♀で翅型が異なる. ♂交尾器 (Plate 254: 6) を図示する.
Saptha属の下唇鬚は中庸の長さで, 上方にゆるく曲がり, 毛束はない. 脈相は, 前翅では脈は全て分離し, 後翅ではM3とCuA1は共通の柄をもつ. ♂交尾器のuncus, socius, gnathosは発達せず, valvaは単純であるが, 時にsacculus とcucullus が突出する種がある.熱帯に種が多く, 中・大型で, 前翅にいわゆる玉虫色に輝く横帯をもつ種が多い.
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