学名/和名
(MJ No.)
Eumeta minuscula Butler, 1881 チャミノガ, Cat.0688
分布 本州, 四国, 九州, 対馬, 台湾, 中国に分布する.

前種に近縁だが, はるかに小さく, 開張23-26mmくらい. 前翅の色彩,斑紋もよく似ているが, 翅頂部がいっそう丸味をもつ. ミノ23-40mm, 小枝や葉柄を縦に密着させ, オオミノガのような紡錘形ではなく円筒形.

食樹・幼生期 幼虫はチャのほか, 多くの樹木や草木に寄生する. 秋にはミノの上端を枝に固着させて開口部を閉じて越冬し, 翌春再び口を開いて摂食し, 5月ごろ蛹化する. 蛹化も羽化もオオミノガより少し遅い.
発生期 成虫は6-7月に羽化する.
標本画像
生態画像
幼虫画像