2006年春奄美採集報告書
柳田慶浩、福田輝彦、中尾健一郎
日時 場所場所 地図
4/30 大和村小川岳 大和村から湯湾岳へ行く途中にフォレストパレスというキャンプ場を含む施設があり、その周辺は丘陵地帯の二次林。標高200m程度
大和村恩勝 環境庁の自然保護センターが今回の宿泊施設。直ぐ前に山が迫り、1階のベランダに水銀灯2灯とブラックライト、誘蛾灯を点灯すると、結構な数の蛾が飛来。今回、ネウスシャチホコはこの場所だけに飛来。ほぼ毎晩、3時頃、に飛来。
5/1 宇検村湯湾岳展望台 瀬戸内町赤土山でナイター行う予定だったが、前線の接近に伴い雨が降り出し、東屋のある湯湾岳展望台に移動。しかし、気温低く、小雨も続いたので蛾の飛来は極めて低調。摩れた雄のハグルマヤママユだけはかなりな数。早上がりして宿舎で
大和村恩勝 環境庁の自然保護センター
5/2 住用村神屋 昨夜の雨が昼過ぎまで続いたため、山での採集をあきらめ平地で場所を探す。住用川発電所の下流部に開けた平地があり、ここでナイターをセット。ただ、雨の後の為か、蛾の飛来は少なく、特に平地の蛾という種も見当たらず。
大和村恩勝 環境庁の自然保護センター
5/3 宇検村赤土山 瀬戸内町の赤土山の近くにナイターに適した新しい林道が開設されたという情報で、宇検村の赤土山に向かう。確かに、谷を挟んで、殆ど自然林に近い二次林に沿って林道が開かれており、かなり良い感じ。予定では前田氏の分を含め、3つのセットを予定していたが、前田氏の発電機の不調、私の250Wの水銀灯が事故で割れてしまい、実質、1セットでナイター実施。特に珍品が飛来したわけではないが、今回の6回のナイターの内で、初日に匹敵するほどの多数の蛾が飛来。1頭目のアマミキシタバはここで採集。
5/4 瀬戸内町赤土山 地元の方々がナイターを主に行っている場所、伐採跡地の向うに二次林が広がる見晴らしの良い大場所。ただし、風には弱いようで、今回も期待に反して蛾の飛来は極めて低調。顔ぶれも前夜と殆ど同じで殆ど成果なし
5/5 瀬戸内町油井岳 車で展望台に上れるため、鹿児島の福田輝彦さん、奄美の虫やさん等が既によく採集している場所。立派な展望台があり、雨よけも完備。ただ、風に弱く、当日も展望台から風の弱い鞍部に移動して採集。それでも成果はアマミキシタバ以外に目ぼしいものなし。
撮影種リスト
戻る