Geographical
Range |
Northern district of North America, SE Russia, East Siberia, Japan (Honshu)
北アメリカのラブラドル地方とアジアの内陸高地に分布する真正Xestiaの1種. アジア産亜種はtundrana (Bang-Haas)と命名され, 模式産地はサヤン山脈. タイプ標本の写真はBang-Haas (1922)に図示されている. 日本では本州中部飛騨山脈の蝶ケ岳および三ツ岳, 八ケ岳山塊の横岳および硫黄岳のいずれも山頂部で僅かに得られているが, 高山性蛾類のうち最稀種の1つ. 赤石山脈からは未発見となっている. |
| Remark |
♂の触角は微毛状. 前翅は紫灰色, 暗い紫赤色部を混ずる, 7月下旬-8月上旬に採集されている.
属Xestiaは, 北半球温帯に繁栄するモンヤガ亜科の大属の1つ.
ユーラシア内陸と, ヒマラヤ-中国地域によく分化し, 旧大陸全体で約90種が認められている. 2, 3の種がボルネオ, フィリピンなどの高地帯に温存されているが,
Diarsiaよりは少数で, 南半球には達していないAnomogyna, Pachnobiaなどの近縁属(前出) を極地圏に分派し, さらにヒマラヤ, チベットの高地帯に固有な近縁の数属を分化している
(Bousin, 1964). なお, 過去30年間使用された属名Amathesは,
Xestiaの異名とされる.
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