| Geographical range |
From Ural to SE Russia, Japan (Honshu)
ウラル地方からロシア南東部、日本(本州中部にのみ産し, 明瞭な2亜種が認められる. 命名上の原亜種は地色の緑色部が黄味をおびた明るい緑色で, 黒色斑の発達はおだやかである. 飛騨山脈の長野県側(上高地,島島谷,中馬温泉,扇沢など), 八ケ岳山塊, 蓼科山,赤石山脈の山麓(長野県三峰川上流部,大井川の上流部, 山梨県白根御池),大菩薩峠, 入笠山, 長野県佐久郡川上村, 群馬県丸沼, 栃木県目光明智平など, 主として標高1000-1500oの谷筋に産地が知られ,5月下旬-6月に出現する. 一方上信山地の地蔵峠, 万座温泉などに分布する亜種m. pernigra Sugi, subsp.n. は, 一般にやや小さく, 前翅は青白色をおび, 黒色部は顕著に発達する. 産地は標高1500-1800mの乾燥した明るいカラマツ林と草原であり, 両亜種を生ずる植生景観は著しく異なる.) |