| Remark |
開張40-46mm. 前翅翅型は変異があるが, ♂ではやや幅せまく, 翅頂部は他種よりも突出する傾向があり, ♀では一般に幅広く, 短い. 翅表は銀灰色ないし灰白色をおびる. 翅底の黒色条は, 前2種に比してやや肥大する傾向がある. 後縁角付近で外横線の下端と翅脈に沿う短条が交差して作る十字形紋(dagger-mark)も太目で, 前2種のように繊細でない. 後翅は♂でも暗い灰黄色, 白色を呈することはない. ♀では一般にいっそう暗色である. ♂交尾器では, valva腹縁のharpe-complexの腹方の板は, 特に右側で基部幅広く強壮, その形状には変異も多いが, 背方に分岐する枝とは広い角をなして開く .Juxta はややintermedia に似る.
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