Species name Goniocraspidum pryeri (Leech, 1889) プライヤキリバ,Cat.4268
Taxonomy  
Geographical
Range
Goniocrasipidum は1属2種とされ, 模式種 G. ennomoide Hampson はシッキムから記載されているが, pryeri とは同種とすべきであるかもしれない. Pryeri は日本のほか台湾にも産する. 本種は日本海側では山形県まで北上しているが, 関東地方の記録はごく少なく, 太平洋側の確実な定着地は静岡県西部以西, 四国, 九州に分布.
Distribution map
Biology 幼虫は5月ごろアラカシ, コナラ, クヌギなどに見られ, 葉間で蛹化
Flying season 6月ごろ羽化するが, 間もなく石灰洞や, 廃坑道, トンネルなど地下空間に入り, 時に多数集合して越夏休眠する. 同じ洞穴で秋冬も過ごし, 翌春洞外へ出る. 年1化と推定される.
Remark

♂の触角は両櫛歯状, ♀では歯牙状. 前翅は翅頂からCuA1脈まで内湾し, 脈CuA1およびCuA2で小さく突出する. ♂では翅表はやや淡色で, 横線の陰影が強いが, ♀ではやや濃色で単調となる.

Japan
Japan
Japan
Male genitalia 
Male genitalia 
 Female genitalia 
References  Kishida Y (E.d.), 2011, The Standard of Mothss in Japan 2: 243 Gakken Education Publishing , Tokyo