Species name Progonia oileusalis (Walker, 1859) オキナワナミアツバ,Cat.4572
Taxonomy
Geographical
Range
インド, 東南アジアから台湾まで広し分布し, 日本では奄美大島, 沖縄本島, 宮古島, 石垣島, 西表島, 与郡国島
Distribution map
Biology 幼虫は枯葉を食う.
Flying season 3-11月にかけて採集されているが少ない.
Remark

開張: 18-20mm. ♂の触角は繊毛状. ♂の下唇鬚は長く, 第2節は顔面にそって上向し頭頂を越え, 第3節はその約2/3の長さで水平に後方に向かう. ♀は鎌状であるがあまり上反しない. ♂の前脚の特化は他の属のものと異なり, 爪をそなえるふ節は3節となり第1節は太く長くなり, 横断面はU字形で内部に毛束をそなえ, 脛節の突起は鞘状とならず第1附節の背面を覆うだけである. 斑紋は雌雄で異なり, ♂の腎状紋は黒色の楕円形で明瞭で普通は内部も黒くつぶれるが, 稀に内部がわずかにあき, 環状となるものもある. ♀の腎状紋は不明瞭な環状となる. ♂交尾器はに示した.
♂の前脚の形態は同属のP.kurosawai オスグロナミアツバとともに P. mistacalis (Meyrick,1902)も同様であり (Robinson,1970), Progonia に固有の形態と考えられる. また, 後翅翅脈のRsとM1およびM3とCuA1は長い共通の柄を有する . 本種およびP.kurosawai の♀の交尾器のcorpus bursae 内には1対の数本の長い刺からなる特異な signaを有する.

Japan
Japan
Japan
 Male genitalia  
References