Species name
Stenhypena nigripuncta (Wileman, 1911) ムモンキイロアツバ,Cat.4564
Taxonomy   
Geographical range Korea, Japan (Honshu, Shikoku, Kyushu, Tsushima, Yakushima)
本州(秋田, 宮城県以南), 四国, 九州, 対馬,屋久島, 朝鮮.
Distribution map 
Biology
Flying season おもに明るい平地や低山地に生息する種で5-9月に発生, 年2化以上するものと思われ, 少ない種ではないが, やや局地的な分布をするようである. 2化目の個体はやや小型.
Remark

開張:20-29mm. ♂の触角は繊毛状. 下唇鬚は長く, あまり上反することなく前方に向かい長刀状, 背面は鱗粉に粗く覆われる. ♂の前脚はフジキアツバなどと同様に毛束を欠き, 脛節の鞘状の突起は細長く, ふ節はその約1/5で1節に退化している. 前翅はあまり幅は広くなく, 短い小室を有し, 地色は灰黄白色, 斑紋はほとんどなく, 横脈上に小黒点があり, 亜外縁線も小黒点の列となるが不明瞭. 本種は Roparna のもとに記載された種で, 今まではZanclognatha sp.として正しく同定されたことがなかったものであるが, 表記の属に置かれる. 属 Stenhypena Hampson,1895は S. adustalis Hampson,1895を模式種とし, 台湾には S. costalis Wileman, 1916を産する. Herminia にきわめて近縁な属で, 下唇鬚の形態, 前翅の短い小室で区別され得る.

Japan
 Japan
Japan
Male genitalia 
 Female genitalia
References   Kishida Y et al., 2011, The Standard of Moths in Japan II: 233