Species name Zanclognatha lunalis (Scopoli, 1763) コブヒゲアツバ,Cat.4540
Taxonomy  
Geographical
Range
北海道, 本州, 四国, 九州, 対馬, 朝鮮, 中国, アムール, ウスリー, シベリアからヨーロッバまで.
Distribution map
Biology 幼虫は枯葉を食い, あたえれば生の葉も食う.
Flying season 本種は中部以北の山地で普通に産し, 年1化 7-9月に発生する. 紀伊半島以西の低山地でもまれであるが得られており年2化し, 1化目の個体は中部山地のものに較べやや小型で7月初旬に得られ, 2化目はより小型で地色が暗く, 9-10月に得られる.
Remark

開張: 23-32mm. ♂の触角は繊毛状, 各節の1対の刺毛は長い. 瘤状の結節は大きく, 形態は Pseudalelimma と同様で Zanclognatha のすべての種にある. 下唇鬚は長く鎌状に上反し, これも本属で共通する. 本属の♂の前脚は特化し毛束をそなえているが, Z. sugii Owada だけは特化せず♀と同形. 本種の前脛節の鞘状の突起は太く長い.
本種と以下に述べる3種Z. curvilineaホンドコブヒゲアツバ,Z. yakushimalis ヤクシマコブヒゲアツバ,Z. yaeyamalis ヤエヤマコブヒゲアツバは, 形態, 斑紋がよく似ており, 1つの種群を作る (Owada, 1977). 本種は前翅の亜外縁線が前縁から出, 翅項に黒色の紋がないことで区別できる.  Z. tarsiplumalis (Hubner,1796)とされていたが異名である.

Japan
Japan
Male genitalia 
 Male genitalia  
References