Species name
Simplicia rectalis (Eversmann, 1842) アカマエアツバ,Cat.4530
Taxonomy 
Geographical range 北海道, 本州, 朝鮮, ウスリー, シベリアから欧州まで. 北海道てば比較的普通に採集される. 本州では関東から東海地方の低地で採集されているが非常にまれ.
Distribution map 
Biology
Flying season 5-10月に年2回発生
Remark

開張: 27-32mm. ♂の触角は繊毛状, 各節の1対の刺毛は非常に短い. 下唇鬚は長く鎌状に上反し先端はとがる. 前翅には小室を欠く. 本属の♂の前脚は前属と同様に特化し毛束をそなえ, 本種の脛節の鞘状の突起は細く短い.Simplicia の後翅M2脈は中室の後角から出, M13とCuA1は短い共通の柄を有する . 日本に5種を産し, それらの斑紋はS.mistacalis シロヘリアツバを除き非常によく似ており, 斑紋での同定はむずかしく, 翅脈や♂の下唇鬚, 前脚の形態を見る必要がある. 本種は翅型が細長く, 前翅の内・外横線は鈍くやや太く, おだやかに曲がり, あまり屈曲しない. 後翅は前翅より淡色で, とくに前縁部で顕著. また, 前翅に小室を欠くこと, ♂の触角は瘤状の結節を欠くことなども重要な区別点となる.

 Japan
Male genitalia  
References