Species name
Bertula sinuosa (Leech, 1900) ウチキアツバ,Cat.4525
Taxonomy 
Geographical
range
W China, Japan (Irionomote)
中国西部, 西表島
Distribution map 
Biology
Flying season 8月
Remark

開張: 約23mm. 本種は中国西部から記載されたもので, 西表島で2♀が8月に採集されている. 属 Bertula Walker [1859]の模式種はインドから台湾まで広く分布する B. abjudicalis Wa1ker[1859]で, 従来本属のもとに扱われてきたソトウスアツバやハナマガリアツバとは全く別のグループである. 模式種の♂の下唇鬚は黒色の長い鱗毛の束を有するが, Hadennia のものと異なり, 毛束は常に露出している. ♂の前翅には costal fold を欠き, また, 前脛節は鞘状の突起となり第1脛節を覆い, 第1附節の末端と第2附節の基部背面には脛節の鞘に対応して突起がみられ, カギ状の強力な短い刺毛を数本そなえる. 本種の♂を検討する機会はまだないが, 斑紋のバターンは模式種のそれとよく似ており, 本属に含めた. また, 次に記す2種の♂の下唇鬚は模式種のような毛束はみられないが, 前脚の特化形質は同様であり, 本属に含めた.

 Japan
Japan
 Male genitalia  
References