Taxonomy |
China, Taiwan, Japan (Honshu, Shikoku, Kyushu, Tsushima, Yakushima)
本州(伊豆以西), 四国, 九州, 対馬, 屋久島, 台湾, 中国. 常緑カシ帯に生息する種のようで本州の伊豆以西の低山地で採集されているが少ない. |
Remark |
開張: 20-25mm. ♂の触角は繊毛状, 各節の1対の刺毛は比較的弱い. 下唇鬚は上反せず長刀状で短く,
前種の約1/2. ♂の前翅前縁裏面には中室にまでかかる幅の広い costal foldを
有する橙黄色の顕著な腎状紋を有する種で, 横線は不明瞭. 本種はLeech (1900)により属
Bleptina Guenee,1854のもとで記載された. アジアからこの属のもとにかなりの種が記載されているが,
Bleptina はアメリカ大陸に分布する♂の前脚が特化する一群に限定して用いられるべき属であり,
アジアにはこの属の種は分布していないと考えられる.
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