Species name Hadennia obliqua (Wileman, 1911) ソトウスアツバ,Cat.4505

Taxonomy

Geograaphical
range Japan (Honshu, Shikoku, Kyushu, Tsushima, Yakushima, Amamioshima, Okinawa, Ishigakijima, Iriomote)
本州(関東地方以西), 八丈島, 四国, 九州, 対馬, 屋久島, 奄美大島, 沖縄本島, 石垣島, 西表島. 分布は前種よりはるかに南に片寄り主に海岸地帯に生息するが少ない.

Distribution
map

Flying season 年2回以上発生し, 1化目の個体は大型, 2化目以降はやや小型になり, 特に南西諸島のもので顕著. 南西諸島では3-11月, 本州南部では5-9月に発生する.

Remark 開張: 22-31mm. ♂の形態はH.incongruens ハナマガリアツバと同様. 地色はH.incongruensより淡く, より灰紫色をおびる. 環状紋は黒色の小点, 腎状紋は黄色で丸くH.incongruensよりはるかに小さい. 亜外縁線は白色の直線で明瞭. 本種は `Bertula hisbonalis (Walker)' として扱れてきたが表記の学名が正しい (Owada,1979).