学名/和名
(MJ No.)
Mimachrostia fasciata Sugi, 1982 ウスオビチビアツバ,Cat.4416
標本画像
生態画像

開張12-14mm. 下唇鬚は暗褐色. 頭部および胸背は褐白色に暗褐色を混ずる. 前翅は褐白色. 暗褐色鱗片を混ずる. 前縁は暗色を呈し, 特に翅底部で幅広く, 亜基部は前縁直下で鋭く外方に角をなし, 中脈に達する. 内横線は前縁部では太く, 斜出し, R脈付近で外方に鋭角をなし, 以下屈曲して後縁に達する. 内横線と外横線の間では前縁部で外方を白色に縁どられ, 中室端で内方に湾入し, その外方に小白色影を伴う. 亜外縁部は強く暗褐色を帯ぴ, 淡色の亜外縁線を残す. 外縁には翅脈間に暗色条を連ね, 縁毛は暗褐色. 後翅は淡い灰褐色. 縁毛もほぼ同様.
♂交尾器: 左側のvalva端部は大きく, やや方形, 右側は小さい. 背縁からは栂指状の突起を生じ, さらに背縁基部にも棒状の小突起がある. Juxtaは半月状. Saccus から腹方に棒状の骨片を生ずる. Aedeagus は基部は2裂し, 連球状, 中央でほぼ直角に腹方へ屈する. 第8節腹板は骨化しほぼ方形のプレート状, 第7,8節背板も特殊な骨化を生じ, いずれも左右対称でなく, 特に第8節背板は背中より左側に偏し尾方に突出する. なお属の記載を参照・
Holotype ♂.群馬県沼田市岩本, 23.VIII.1968(七五三木伸二). 筆者所蔵.
Paratypes. 北海道標茶町, 2♂2♀; 群馬県大河原, 1♂;群馬県北軽井沢, 1♂. 福井県武生市, 1♂. なお, 本種と近縁な, さらに小型の標本(開張10mm)は西表島から得られている.

Mimachrostia Sugi,gen. n. 模式種: Mimachrostia fasciata Sugi, sp. n.

下唇鬚は上向し, 頭頂に達する. 単眼を有する. ♂の触角は微毛状, 軸の背面は滑らかに鱗毛で被われる. 頭頂および胸背は粗い鱗片で被われる. 腹部背面には冠毛を生じない. 前翅はやや幅狭く, 翅脈は Neachrostia と同様R3+R4脈は合一する. 後翅ではM2を有し,横脈上中室下角より約1/2の点に発する. R,M1脈はとも年中室から発し, M3+CuA1脈は合一する. ♂交尾器: uncus を欠く. Tegumenは単純. Valva は比較的短く,わずかに左右非対称.

分布 北海道、本州(群馬、福井)
食樹・幼生期
発生期 8月
幼虫画像