学名/和名
(MJ No.)
Neachrostia bipuncta Sugi, 1982 フタテンチビアツバ,Cat.4414
分布 宮城県以南の本州、四国、九州、屋久島
県内の記録
食樹・幼生期 幼生期は不詳.
発生期 6-10月に出現,

開張11-15mm. 夏の個体は小さい. ♂の触角は微毛状, 軸の背面は厚く鱗片で被われる. 単眼を有する. 下唇鬚は褐色. 頭部および胸背は褐白色, 暗褐色を混ずる. 前翅は淡灰褐色, やや黄褐色を帯びる. 強く暗褐色鱗片を密布する. 前縁は基部から内横線まで暗色. 内横線は暗褐色, 滑らかに外湾する. 前縁中央部に接し, ほぼ三角形の暗色斑を表す. 腎状紋は通常2個の小黒点で表され, 時に連接する. 亜外縁線は淡色, 外縁には翅脈上に暗褐色の短条を連ねる. 縁毛は茶褐色. 後翅は前縁部を除き褐色. 縁毛は灰黄色. ♂交尾器: uncus は短く, 先端部約1/2は幅広となり, 末端は小さく突出する. Valvaは左右非対称. 背側には長い棒状の突起を生じ, 左側では長く, 右側ではやや短い. その基部には半球状の隆起があり, 感覚毛を生ずる. 腹側の突出部は事実上 valva の本体となり, 左側では幅広く, かつ背方に大きく膨出する. 右側のvalva では両突起の中間に, 小さい卵形の小突起が認められるが, 左側では鈍いふくらみにとどまる. Sacculus の基部背縁の突起は棒状で, 左側においてやや長い. Aedeagus は小さく棒状, cornutus を持たない.
Holotype ♂. 静岡県大滝温泉, 13-14. VI.1960(杉紫郎). 筆者所蔵・
Paratypes. 同上産地, 5♂; 群馬県大河原, 1♂; 群馬県御荷鉾山,1♂; 福井県武生市, 1♂1♀; 北九州市皿倉山, 1♂;北九州市1♂; 屋久島, 1♂1♀.

本種は上記のほか, 東北地方にも分布し, 宮城県付近が一応の北限とされる. 四国にも産する.

標本画像
生態画像
幼虫画像