学名/和名
(MJ No.)
Shiraia tripartita (Leech, 1900) ミイロコヤガ,Cat.4090
分布 基産地は中国. 日本での新潟県津川町, 奈良県桜井市, 福岡県田主丸町, 対馬北部など, ごくわずかの産地が知られるのみ.
県内の記録
食樹・幼生期
発生期 5-9月に得られている.

前翅基部は茶褐色. 中央の白色帯は中央で狭まり, 時に分離する.白帯上前縁に半月紋, 中室端に2小黒点を表す. 翅の外半は前縁部を除き黒色. 翅頂に白色影を有する. 本種もHampon (1910)によって'Eustrotia'とされたが, 全く別群の蛾なので, 次の新属を設定する.

Shiraia Sugi, gen. n. 模式種: Tarache tripartita Leech, 1900.

下唇鬚は長く, 前向し, その長さは複眼の径の約1.5倍長, 口吻は発達する. 頭部は平滑. ♂の触角は微毛状. 前翅翅脈ではR3脈はR2から発し, R4派ともつれ小室を形成する. 後翅ではRs, M1脈は中室に発し, M8+CuA1脈は短い柄を共有する.
♂交尾器: uncus は長く, カギ状. Valva は前縁骨化し, 末端遊離した棒状の突起となるが, valva 本体の末端には達しない. sacculus の端部に錘状の harpe を備える. Aedeagus は短く, 棒状, cornutus を欠く.
♂交尾器の形態は Corgatha のある種とひどく類似しており, この属の分類上の位置はなお検討を要する. 属名は tripartita の日本における最初の発見者である白井忠治に献名するものである.

標本画像
生態画像
幼虫画像