|
前翅長7-8mm, 開張11.5-16mm. C. obsoleta Marumo, 1932, ツマベニシマコヤガやC. marumoi Sugi, 1982, フタスジシマコヤガに似るが, 前翅前縁が濃褐色に染められること,
外横線の中室外方での湾曲が弱いことなどで区別される.
完模式標本. ♂, 石垣島嵩田林道, 3-4.vii.1996(古川雅通採集). 副模式標本. 3♂, 同所,
14-15.iii.1998(間野隆裕採集).
本種は西表島からCorgatha sp.として記録されたものと同じと思われる (佐藤・清野・内藤・藤巻,1978). 本種や近似のツマベニシマコヤガ及びフタスジシマコヤガでは♂交尾器にはほとんど違いが見られない. 強いて違いを挙げれば, harpeを基軸としたvalvaのプロポーションが異なるが, どの程度の個体変異があるのかは調べていない.
|