| Remark |
この属では下唇鬚は上向するが, 頭頂に達しない. 後脚脛節の距は2対.
前翅のR2-5は有柄. 後翅のM3は退化していることもある(カタログの最初の6種).
2齢以後の幼虫は毒針毛をもち, これがマユにつけられるため, 成虫(ことに♀)が羽化する際, 腹部や尾毛につく. したがって, 幼虫, マユ, 成虫とも毒針毛を散布し, 人の皮膚にささって炎症を起こす原因となる. この属のなかで, 最も被害の多いのは, 市街地にも普通に見られる本種, ドクガ, チャドクガである. 抗ヒスタミン剤やステロイド剤を含んだ軟膏によって, かゆみや炎症はかなり早期に治る.
本種は日本で唯一の白いEuproctisで, 腹端と尾毛は橙黄色. 前翅の黒褐色紋には大小の変異があり, 個体によってはこれを欠く.
|