Species name Sphrageidus similis (Fuessly, 1775) モンシロドクガ,Cat.3230
Taxonomy  
Geographical
Range
北海道, 本州, 四国, 九州, 朝鮮, 千島, シベリア南東部からヨーロッパに分布する.
Distribution map
Biology 幼虫は広くバラ科やブナ科につく. 幼虫越冬. 本種の幼虫の黄色型をE. canthocampa (Dyar) モンシロドクガモドキ(クワノキンケムシ)とよび, 昔は別種と考えられていたが, 北へ行くにつれて黒色型となり, 関西では黄色型が多いところから, 気候による体色の変化と推定されている. 両型からの成虫も形態的には区別できない.
Flying season 全国的な普通種で, 年に2-3回発生.
Remark

この属では下唇鬚は上向するが, 頭頂に達しない. 後脚脛節の距は2対. 前翅のR2-5は有柄. 後翅のM3は退化していることもある(カタログの最初の6種). 2齢以後の幼虫は毒針毛をもち, これがマユにつけられるため, 成虫(ことに♀)が羽化する際, 腹部や尾毛につく. したがって, 幼虫, マユ, 成虫とも毒針毛を散布し, 人の皮膚にささって炎症を起こす原因となる. この属のなかで, 最も被害の多いのは, 市街地にも普通に見られる本種, ドクガ, チャドクガである. 抗ヒスタミン剤やステロイド剤を含んだ軟膏によって, かゆみや炎症はかなり早期に治る.

本種は日本で唯一の白いEuproctisで, 腹端と尾毛は橙黄色. 前翅の黒褐色紋には大小の変異があり, 個体によってはこれを欠く.

Japan
 Japan
Japan
Japan
Japan
Male genitalia 
 Male genitalia 
References