Remark |
♂の交尾器は大きなuncus, 尖った二葉性のjuxtaが特徴的であり、adeagusは他の同属種に比べ細長く、P. assimilisのような突起を持たないことで容易に識別可能である。。
♂の触角は強壮な歯牙状, 長い毛束を具える, ♀では糸状, 以下の4種についても全く同様である. ♂♀とも, 近縁種中ではもっとも小型となる傾向がある.
♂の前翅は♀よりも幅せまい. 前翅翅頂部の黄色斑の内側は黒色に縁どられ, 紅色を呈することはない. 次種と混同されやすいが, 腎状紋中心に暗色の鱗片を持ち,
とくに後翅の前縁部が淡色であることはもっともよい区別点となる. 幼虫は2次刺毛を有するが, 次の3種と異なって, 背面に単立する刺毛D1, D2,
SD1を生じているという
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