DMJ No. 50014101
学名/和名
(MJ No.)
Phtheochroides clandestinus Razowski, 1968 ヨモギオオホソハマキ, Cat.0654
標本画像
生態画像
同定

開張22-30mm. 日本産のホソハマキガ類中の最大種. 多少の濃淡はあるが色調等は安定している. 国外ではロシアやアフガニスタンから記録されている. 別名ヨモギオオシンムシガ

Phtheochroides 属には日本から知られる種のみが所属する. 下唇鬚は極めて長く, 前方に突出する. 前翅の全脈は分離し, R4R5は離れて中室から出る. R4は翅頂に, R5は外縁に達する. 後翅のM3CuA1は短く有柄となる.

分布 北海道から九州までの平・山地に普通で, 成虫は6-9月までみられる.
発生期
食樹・幼生期 幼虫はヨモギ類の茎内にみられるという.
幼虫画像