DMJ No. |
50011201 |
学名/和名
(MJ No.) |
Adoxophyes
orana (Fisher von Roslerstamm, 1834) Cat.0128
orana fasciata Walsingham, 1900 リンゴコカクモンハマキ(リンゴノコカクモンハマキ)[日本亜種]
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標本画像 |
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生態画像 |
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同定 |
開張13-21mm. 日本産亜種はfasciata Wallingham として扱われている. 前翅に端紋を欠くことでAdoxophyes honmai チャノコカクモンハマキから区別できるが, 詳しいことはチャノコカクモンハマキのところで記す. ♂♀交尾器. Adoxophyes属は東南アジア, インドからオーストラリアにかけて多数知られるが, 色彩, 斑紋及び交尾器の近似する種が多く, 将来の検討, 整理がまたれるグループである. ♂は大きなcostal fold を有する. 前翅のR5とR4及び後翅のRsとM1は有柄となる.
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分布 |
北海道及ぴ東北地方に広く分布するが, 本州の関東以西, 四国, 北九州にも分布地がある. 原名亜種はロシア, ヨーロッパ, イギリスにいる. |
発生期 |
関東地方では成虫は5月から10月までみられ, 北海道, 東北地方では年3化, 関東以西では4化, 幼虫越冬. 詳しい生活史は害虫専門書を参照されたい. |
食樹・幼生期 |
幼虫の寄主植物としては17科36種以上が記録されており, 主に落葉広葉樹につくが, 針葉樹にもつく.北海道及び本州の北・中部高地ではリンゴを, その他の地域ではナシを代表的寄主とし, これらの重要害虫として著名である. |
幼虫画像 |
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