学名/和名
(MJ No.)

Epipomponia nawai (Dyar) セミヤドリガ, Cat. 1365

分布 本州, 四国, 九州, 台湾に分布する.
食樹・幼生期 幼虫はヒグラシ, ミンミンゼミ, アブラゼミ, ツクツクボウシなどの腹部に寄生し, 老熟すると白蝋で覆われる. セミから離れた老熟幼虫は, 樹幹や葉上で白いマユをつくり, 2週間で羽化する. 寄生率の最も高いのはヒグラシである.
発生期 成虫は8-9月に出現する. 従来採集されている本種は, ♀ばかりのようで, 単為生殖をするのではないかという疑いがある.

黒褐色の地に前翅では青色鱗による斑紋を散布する.

標本画像
生態画像
幼虫画像