DMJ No. 11050301
学名/和名
(MJ No.)
Morophaga bucephala (Snellen, 1884) アトモンヒロズコガ, Cat.0697
標本画像
生態画像
同定

開張14-22mm. ♂は小型, 触角は繊毛を具えるが, ♀は単純. 図示のように特徴ある色彩, 斑紋を有し, 同定は容易である.

Morophaga属は前翅の脈R3R4は共通の柄をもち,後翅のM2M3は分離または同一点から出る.♂交尾器のgnathossubscaphiumとなり, anellus は小さい. 旧北区からは5種が知られ, 我が国からは上記の種以外にM. boleti (Fabricius) が記録されているが, 誤謬によるもので, この種は産しない.

分布

北海道, 本州, 四国, 九州, 東シベリア, 中国, 北インドに分布.

発生期 我が国では成虫は5-9月に出現する.
食樹・幼生期 幼虫はキノコを食するといわれるが, 詳細は不明である.
幼虫画像