DMJ No. 07020102
学名/和名
(MJ No.)
Nematopogon dorsigutellus (Erschoff, 1877) アトボシウスキヒゲナガ, Cat.0033
標本画像
生態画像
同定

開張20-22mm. 触角は♂は前翅長の約2, ♀ではやや短い. 前翅は淡灰黄土色, 不明瞭な格子模様をもち, 後縁中央と後角に小白紋があり, 外方のは縁毛にいたるまで白く, 中室端に不鮮明な暗色紋(端点)をもつ. Nematopogon 属は4または5節の長い小腮鬚をもつことによりマガリガ亜科(), あるいは長い触角を有する特徴にもとづいてヒゲナガガ亜科()に入れられてきた. ここでは長い触角と♀交尾器のcloacaがヒゲナガガ型であることにより, この属をヒゲナガガ亜科に所属させる. 触角は♂♀ともに前翅長の約2, ♀は♂より少し短い. 小腮鬚は上述の如くである. 前翅は12, R3R4は共通の柄をもち, R5は外縁に走るが翅頂からははるかに離れ, 後翅は8, M1M2は共通の柄を有する.

分布 北海道, 本州, シベリア東部に分布.
発生期 出現期は5-6
食樹・幼生期 寄主植物は不明である
幼虫画像