【幼虫同定の初歩】幼虫の同定ポイント

・幼虫の同定
成虫と比較しても研究が激しく遅れているのが幼虫である。小さい蛾のみならずヤガ科シャクガ科にすら、幼虫が知られていな い種も
少なくない。もちろん母蛾から卵を取り出して初齢幼虫の観察までは可能であるが、自然の中で何を食し、どうやって生活しているか、
などの知見はまだまだ不足しているのが現状である。したがって、蛹や卵での同定は、現状ほんの数種を除いて不可能と言わざるを得
ない。

成虫同様、幼虫にも部位に名称がある。図3-1が側面からの図である。また、顔に特徴が表れることも多く、図3-2(アメリカシロヒトリ
頭部)が正面からの図である。
(以下未完) ヨトウガ幼虫頭部図3-3
アメリカシロヒトリ腹脚図3-4
アメリカシロヒトリ頭部図3-5

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