ヤママユ本州以南屋久島以北亜種

ヤママユ本州以南屋久島以北亜種 Antheraea yamamai yamamai (Guérin-Méneville, 1861)

科：ヤママユガ科(Saturniidae) ヤママユガ亜科(Saturniinae)

属：Antheraea Hübner, 1819

【旧名,別名,害虫名,同定ミスなど】 ヤママユガ

[講談社大図鑑：CAT.2991 / Plate：120:2(♂);120:3,4(♀);121:1,2(♂)]
[保育社蛾類図鑑：2623.やままゆが]
[北隆館大図鑑：56:1]

【開張(mm)】 115-150

【分布】 本州,四国,九州,対馬,屋久島;ウスリー,朝鮮

【本州四国九州における記録確認済都府県名】 佐渡島,石川,愛知,三重,福井,富山,神奈川,千葉,岐阜,佐賀

【レッドデータブック】 沖縄県:D(希少種)

【成虫出現月】 7-9

【幼虫食餌植物】 ブナ科コナラ属：クヌギ、コナラ、カシワ、カシ、ブナ科クリ属：クリ、バラ科：リンゴ、サクラ(※KD)

【終齢幼虫体長(mm)】 55-70

【掲示板から一言】 幼虫は、尾脚の茶色い紋が、くさび形に食い込む。オオミズアオの幼虫に似るが、本種幼虫は、褐色紋が三角状で、腹横線に大きく食い込み、気門が腹横線の下側に離る。また、中足と後足の関節の背中部分に黄色い玉が無い。【幼虫写真1】は2004年6月19日、八王子市高月町滝山公園にて。【幼虫写真2】と【幼虫写真3】は同一個体で、2004年6月29日、長崎県東彼杵郡東彼杵町のクリにて。【成虫♀写真2】は2004年9月6日、南紀・日置川町で、口がない。【成虫♂写真1】は8月22日、埼玉県加治丘陵。【成虫♀写真1】は2004年9月17日、武蔵丘陵森林公園付近。【成虫♂写真2】は2004年9月14日、南紀・日置川町。【繭写真2】は2004年12月9日、新潟県湯沢町の標高約７００ｍのコナラの木。【幼虫写真4】は2005年5月5日、明石市（室内飼育中）アラカシ。【幼虫写真5】は2005年5月28日、富山県富山市(古洞ダム周辺)。【成虫♂写真4】は屋久島。【成虫写真3】は2005年8月11日、岐阜県揖斐郡藤橋村。【成虫♂写真5】は2005年8月11日、岐阜県揖斐郡谷汲村。【成虫♂写真6】は2005年8月21日、明石市(室内羽化)で、【蛹写真1】は同一個体、2005年8月21日、【幼虫写真7】も同一個体群、2005年4月30日、明石市(明石公園）　アラカシにて。【成虫写真4】と【成虫写真5】は同一個体で、2005年8月11日、富山市(古洞ダム周辺)。【成虫写真6】は8月30日、山口県。【成虫写真7】は山口県。【成虫♂写真7】は2005年9月1日、和歌山県田辺市虎が峰。【成虫写真8】は2005年9月10日、三重県。【成虫写真9】は2005年8月25日、静岡県相良町。【成虫写真10】は2005年8月12日、岐阜県揖斐郡藤橋村。【成虫♀写真3】は鳥取。【成虫写真11】は2004年11月、横浜市青葉区。【繭写真3】は2005年11月26日、山形県飯豊町、雑木林の林道。【成虫♀写真4】は8月30日、長野県池田町クラフトパーク。【成虫♂写真8】は9月上旬、長野県池田町クラフトパーク。【幼虫写真8】は2006年4月22日、福井県越前市、ブナ科より得られた１齢。【幼虫写真9】(2006年6月15日)、【幼虫写真10】(同日)、【幼虫写真11】(同日)、【繭写真4】(同月16日)は同一個体で、愛媛県新居浜市大生院、クヌギにて。【成虫♂写真9】は千葉県茂原市。【成虫写真12】は2006年8月20日、中津軽郡西目屋村目屋ダム。【成虫♂写真10】は2006年8月12日、群馬県奧利根群水上町字藤原。【成虫♂写真11】は2006年8月21日、東京都八王子市。【成虫♂写真21】は2006年8月23日、東京都町田市小野路町。【成虫♀写真5】は2006年8月20日、中津軽郡西目屋村目屋ダム。【成虫♂写真13】は2006年8月20日、中津軽郡西目屋村目屋ダム。【成虫♀写真6】は栃木県鹿沼市。【成虫♀写真7】は9月20日、滋賀県高島市朽木中牧（針畑郷）。【成虫♂写真14】は2006年9月18日、福岡。【卵写真1】は2007年1月4日、長野県池田町クラフトパーク。【幼虫写真12】は2007年3月20日、玉県蕨市ケージ内飼育で大きさ7-8mm。【幼虫写真13】と【幼虫写真14】は同一個体で、2007年5月26日、岡山県倉敷市バベ。

Antheraea属一覧

【成虫♀写真1】