ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia (Prout, 1930)

科:シャクガ科(Geometridae) エダシャク亜科(Ennominae)

属:Pseuderannis Inoue, 1953

[講談社大図鑑:CAT.2765 / Plate:91:28(♂);91:29(♀)]
[保育社蛾類図鑑:1352]
[北隆館大図鑑:147:13]

【開張(mm)】 26-30

【分布】 北海道,本州,四国,九州,対馬;シベリア

【本州四国九州における記録確認済都府県名】 佐渡島,石川,愛知,三重,富山,神奈川,千葉,岐阜

【成虫出現月】 4B-5B,北海道5M-5E

【幼虫食餌植物】 カバノキ科:ヒメヤシャブシ、クマシデ、モチノキ科:イヌツゲ、ニシキギ科:コマユミ、ツツジ科:ナツハゼ、エゴノキ科:エゴノキ、ニレ科:ハルニレ(※KD)

【終齢幼虫体長(mm)】 30

【掲示板から一言】 ウスバシロエダシャク、ナカウスエダシャクおよびヒメナカウスエダシャクに似るが、本種は、早春、低山地〜山地、前翅は赤味を帯びず、明るい部分が少ない。また、最基部の線が後半で直線的に基部に向かう。地色よりも外横線が素直でその外側に褐色味が無いのがポイント。【成虫写真2】は2004年4月2日、南紀日置川町にて。【成虫写真4】が典型的な様子を示している。【成虫♀写真2】と【成虫♂写真1】〜【成虫♂写真3】はすべて別個体で、2005年4月4日、神奈川県相模原市。【成虫写真5】は2005年4月14日、神奈川県秦野市。【成虫写真6】は2005年4月23日、京都市左京区。【成虫♀写真3】は2006年4月1日、宇和島市宮下。【成虫♀写真4】は2006年5月5日、福井県越前市で暗色の個体。【成虫♀写真5】、【成虫♀写真6】も2006年4月29日、福井県越前市。【成虫写真7】は2006年4月28日、岐阜県揖斐郡藤橋村、標高400m。【成虫♂写真5】は2006年4月29日、苫小牧市樽前。【成虫写真8】は2006年5月17日、山形県米沢市。【成虫写真9】は2006年5月19日、山形県米沢市。

Pseuderannis属一覧

【成虫♀写真1】
成虫♀写真1

【成虫♀写真2】
成虫♀写真2

【成虫♀写真3】
成虫♀写真3

【成虫♀写真4】
成虫♀写真4

【成虫♀写真5】
成虫♀写真5

【成虫♀写真6】
成虫♀写真6

【成虫♂写真1】
成虫♂写真1

【成虫♂写真2】
成虫♂写真2

【成虫♂写真3】
成虫♂写真3

【成虫♂写真4】
成虫♂写真4

【成虫♂写真5】
成虫♂写真5

【成虫写真1】
成虫写真1

【成虫写真2】
成虫写真2

【成虫写真3】
成虫写真3

【成虫写真4】
成虫写真4

【成虫写真5】
成虫写真5

【成虫写真6】
成虫写真6

【成虫写真7】
成虫写真7

【成虫写真8】
成虫写真8

【成虫写真9】
成虫写真9

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