フトフタオビエダシャク

フトフタオビエダシャク Ectropis crepuscularia ([Denis & Schiffermüller], 1775)

科：シャクガ科(Geometridae) エダシャク亜科(Ennominae)

属：Ectropis Hübner, 1825

[講談社大図鑑：CAT.2790 / Plate：94:18,20(♂);94:19,21(♀)]
[保育社蛾類図鑑：1376+1377+1384？]
[北隆館大図鑑：150:1]

【開張(mm)】 前翅長15-23

【分布】 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄諸島沖縄本島,石垣島,西表島;朝鮮,ヨーロッパ

【本州四国九州における記録確認済都府県名】 佐渡島,石川,愛知,福井,富山,神奈川,千葉,岐阜

【成虫出現月】 4B-8M

【幼虫食餌植物】 ヤナギ科、クスノキ科、マメ科、ミカン科、トウダイグサ科、ツバキ科、ツツジ科、ミズキ科(※KD)、マメ科：クサフジ、ダイズ、ゼンマイ科：ゼンマイ、オシダ科：ベニシダ、クルミ科：クルミ(※KS)、マメ科：ダイズ(※ZN)

【終齢幼虫体長(mm)】 25-30

【掲示板から一言】 個体の変異が多い。ウスジロエダシャクに似るが、本種は、外横線が斜めに走る。内外横線の曲がり具合がより強い。【成虫写真2】は2004年3月23日、広島市安佐北区にて。【成虫写真3】と【成虫写真4】は同一個体で、2004年3月29日、神奈川県津久井町にて。【成虫写真7】は2004年6月23日、大分県直入郡庄内町男池にて。【成虫写真8】は2004年7月27日、富山県富山市(呉羽山)。【成虫写真9】は4月22日、熱海市、林道にて。【成虫写真10】は2004年8月1日、静岡県。【成虫写真11】は、2004年7月19日、弘前市小沢。【成虫写真12】は2004年3月27日、岡山・東粟倉村。【成虫写真13】は2005年4月24日、南紀中辺路町で、後翅は羽化失敗のようであるが、恐らく本種。【成虫写真14】は2005年4月23日、京都市左京区。【成虫写真15】は2004年8月15日、富山市(古洞ダム周辺)。【成虫写真16】は2005年6月18日、岡山・美作市後山。【成虫写真18】は2005年8月17日、和歌山県田辺市虎が峰。【成虫写真19】は2005年8月19日、和歌山県田辺市虎が峰。【成虫写真20】は2005年8月26日、和歌山県田辺市虎が峰。【成虫写真21】は2005年9月1日、和歌山県田辺市虎が峰。【成虫写真22】は2005年9月3日、和歌山県田辺市中辺路町。【成虫写真23】は2006年4月12日、長野県池田町クラフトパーク。【成虫写真24】は2006年7月2日、千葉県千葉市若葉区泉自然公園。【成虫写真25】は2005年8月15日、山梨県北杜市高根町清里。【成虫写真26】は2003年8月19日、山梨県北杜市長坂町小荒間。【成虫♀写真1】は2006年7月23日、山梨県北杜市大泉町西井出で産卵中。【成虫写真27】は11月16日、東京高尾。【成虫写真28】は2006年4月23日、岡山県美作市後山。【成虫写真29】は2006年4月30日、山梨県道志村。【成虫写真30】は4月12日、茨城県南部筑波山の中腹標高600m。

Ectropis属一覧

【成虫♀写真1】