ミヤマオオクロキバガ Neofaculta taigana Ponomarenko, 1988

科:キバガ科(Gelechiidae) 亜科和名未定(Gelechiinae)

属:Neofaculta Gozmany, 1955

【開張(mm)】 17-20

【分布】 北海道;ロシア

【本州四国九州における記録確認済都府県名】 沿海州,バイカル湖地方

【成虫出現月】 6B-8B

【掲示板から一言】 前翅の地色は黒褐色であるが、外半部を中心に微細な灰白色の鱗片を一面に散らしており、個体によっては翅頂付近が翅脈を残して強く灰白色を呈する。中室端付近に大きな長楕円形〜長方形状の黒斑を表わし、中室内にも細長い1黒点を表わす。また基部から約2/5の後縁側襞上にも1黒点を備えるが、個体によっては不明瞭。このほか翅頂付近から外縁にかけては黒点列が認められる。主に亜高山帯〜高山帯に分布する種。【成虫♂写真1】は7月下旬、日高山系幌尻山高山帯。【成虫♀写真1】は7月中旬、日高山系戸蔦別岳高山帯。

Neofaculta属一覧

【成虫♀写真1】
成虫♀写真1

【成虫♂写真1】
成虫♂写真1

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